2013-08-17

【現金】立て替えの苦労、キャッシュフローを気にする生活|ハノイ ベトナム

bank-sign 銀行の看板
通常生活する中では、収入、支出、貯蓄、お小遣いを順番に考えていけば、苦労せずに生活することが出来ます。しかし最近の私はキャッシュの調達に頭を悩ませています。何故一般人がそんなに苦労しているのでしょうか・・・?




立替払いを安易に承諾すると苦労する

今の立場的にどうしても立替が発生してしまいます。まあ大抵の場合小額ですから、大した問題ではありません。精算すれば後で返ってきます。

しかし稀に、大物=高額立替がやってくるわけです。大物がやってくると私の手持ちから、ガクッと現金が抜けます。こちらも最後は返ってくるのですが、受取りまでタイムラグが発生するわけです。


cash-chart 現金と立替の図
決して全ての資産を現金で持っているわけではありませんが、普段の生活で使うことを想定して現金を準備しているので、このような状況になると一発でアウトになります。

とは言え無いでは済まされませんから、複数の口座を見比べて何とか準備します。海外なので、ネット銀行の送金を使ったりしますが、ケチなので手数料を惜しむべく更に色々と考えます。




海外へ来てキャッシュフローの意味が分かった

これまでキャッシュフローなんて適当にしか考えていませんでしたが、今になってやっとその意味が分かりました。ニュースで「黒字倒産」なんて言葉を目にしますが、 いくら利益を出して儲かっていても、手元の現金が不足して必要な支払いや返済が滞ってしまえば信用を失って終わりです。

もし私がこの状況の中で家のローンを持っていて、「来月には払えますが今月はお支払出来ません」となったらどうなるでしょう・・・。一発アウトは無くても、信用を失ったり、余計な金利が増えたり、悪い方向に行くのが目に見えています。

不思議なもので海外に来たお陰で、難しい話が分かるようになってしまいました。本当にお金は奥が深く、また何かと使ってみなければ分からない事が沢山あるものです。

関連記事