2013-08-15

【和風】マレーシアで見えてくる日本、マレージャパニーズ|クアラルンプール マレーシア

menyamusashi-kamiyama-kualalumpur 麵屋武蔵クアラルンプール
最近マレーシアに日本から移住する人が増えているのだそうです。確かに色々日本っぽいところも見受けられますし生活はしやすそうです。例えばこんな『マレージャパニーズ』がありました。




日本以上に日本らしい麺屋武蔵

menya-musashi-KL-malaysia
あまりにも武蔵が濃すぎてちょっとウソ臭かったんですが、店の外装やらにお金が掛かっているので多分本物でしょう。お客さんの入りはまあまあと言ったところ。食べたかったのですが時間が無くて断念!外で店員さんがイラッシャイマセ~と日本語で声掛けしてます。

三菱自動車が技術援助、プロトンの自動車

proton-car プロトン走り屋仕様
一見三菱ランサーの走り屋仕様ですが、よく見ると全く違うロゴが装着されています。こちらはマレーシアの国策で誕生したプロトン社の車です。

中国、台湾、韓国以外で自国の自動車ブランドがある国は、他のASEAN諸国には無いと思います。創業当初は三菱自動車と全く同じ車を作っていたので、部品の流用が利くようです。マレーシアは車の税金が高いので、20年~30年同じ車に乗る人もいるのだとか。

フードコートで大人気、鉄板焼

teppanyaki 鉄板焼
良くハワイあたりでも見かけるのが鉄板焼です。フードコートにあったのですが、鉄板焼は他の店を差し置いてダントツの人気でした。同じスタイルで焼きそばや粉ものなどを販売しても受け入れられるのか気になるところです。

巨大で派手な広告、シャープ

bukit-bintang-sharp ブキッビンタン駅とシャープ
こちらは純日本、シャープの巨大広告です。モノレールのブキッ・ビンタン駅ですが、各駅毎に違う企業がスポンサーになっています。例えば次の駅はケンタッキーの広告がベッタベタ貼られていました。

実写版カーネルサンダース
ケンタッキーに貼られていた写真。実写版カーネルおじさん!?は初めて見ました。日本だと人形が置いてある位ですよね。




ライセンスビジネスで大当たり、サンリオ

sanrio-with-7/11 サンリオとセブンイレブン
サンリオ復活の原動力と言われるライセンス収入。マレーシアでもその様子は顕著です。セブンイレブンではキティちゃんが販促品になっていましたし、そもそもお店のアイキャッチにまでなっています。

空港では紅茶で有名なハロッズに人形が置いてありました。予想以上に知名度はあるようです。サンリオではありませんが、ドラえもんも当たり前のようにお店の広告に使われていました。

行列だらけ、日本料理全般

sukiyaki すき焼き屋
寿司はどの国へ行っても良く見ますが、すき焼きも負けずの勢いです。普通に食べたかったですが一人ではどうにも・・・。このお店はかなり混んでました。

ちょっと怪しい?和風商品の雑貨屋さん

kenji ケンジと言う名の雑貨屋
20世紀少年の主人公関連かと思いましたが、全く関係は無さそうです。まだまだウインドウショッピングの人が多いですが、何かと日本に興味を持っていただいているのは確かでした。どんどん実際の購買に結びつけば良いですね。

もっともっと日本の企業に頑張って欲しい

kuala-lumpur クアラルンプールの風景
Petronas-Twin-Towers ペトロナスツインタワー
クアラルンプールはは日本と違って、色々な言葉や民族が集まり大変な賑やかさを見せています。なんちゃってもあれば、本物の日本企業も多く出店しており、大変面白そうな市場です。

そこで思ったのは”もっと日本の企業が出ててもおかしくないかな”と言うことです。一風堂、ワタミ、ユニクロ・・・、思えば他の国にも出店してグローバル化に慣れている企業ばかりが目に付きます。

アジアでは新しい物に大して興味を持っている人が多いのですから、もう少し色々な組織が世界に出て行っても良いのではないかと思います。売れるから出るのではなく、売るために出るのです。

待っていても市場は勝手に増えません。日本が縮小傾向なのは事実なので、現実として受け止めるしかありません。




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