2016-11-29

驚異の一杯1200円、スターバックスイブニングの赤ワインとタルトレットセット|東京 日本

スターバックスイブニング赤ワイン Starbucks evening red wine
以前ご紹介した”スターバックスイブニング”の日本展開。大分時間は経ちましたが、偶然新東京ビルのお店に立ち寄る機会があったのでスタバでお酒をいただいてみました。




スターバックスイブニングとリザーブを勘違いする

スターバックスコーヒー
先日プレゼントで”スターバックスカード”をいただいた私。ベンティサイズのダークモカチップクリーム増しコーヒーダブルフラペチーノで一気に浪費するのも面白そうですが、せっかくのプレゼントですので記憶に残る”マグカップ”を購入してみることにしました。

最近はリザーブという高級系の豆を扱う店舗も登場しており、そちらでリザーブオリジナルのマグカップが販売されていることを知ります。よしよしと思いお店に行ってみたのですが・・・・店員さんに「ここはリザーブではなくてイブニングです」と言われて赤面したのでした。ウケ狙いでなく本当に間違えたのが痛いです。

脇に追いやられているイブニング専用メニュー・・・

スターバックスイブニング赤ワイン Starbucks evening red wine
せっかくなので前から気になっていたインブニングメニューのお酒をいただく事にします。レジを見るとそこにはいつものコーヒーメニューしかなく、あれ?と思いつつ「お酒あるんですよね?」と聞くと、蓋が閉じられたメニューが脇から登場しました。確かに店内に見えるのはコーヒーの人ばかりで、あまり売る気が無いのかな・・・と感じてしまいます。

お酒はビールや赤・白・ロゼワインから選ぶ事が出来ます。種類は多くありません。気分で赤ワインをチョイスしましたが、上に乗っているタルトレットと呼ばれるお菓子?がよく分からないのでオススメを聞きます。しかし、まあ、当たり障りない回答でちょっとガッカリしてしまいました。

とりあえず分かったのは、このワインがカリフォルニア産でオリジナルのものであること、またグラスもオリジナルなので”きっと美味しいに違いない”ということです。




肝心のワインが美味しくないような・・・

スターバックスイブニングタルトレット Starbucks evening tartelette
私は元株主ですし、かなりのスタバファンなんですが、少し緩めの評価をしてもこのワインはちょっとどうかと感じてしまいました。

スーパーで安売りされているワインのアルコール臭さと言いますか、どうも口に含んだ時の香りが良くありません。上に載っているお菓子も食べにくくポロポロレーズンやらチーズが落ちていきます・・・。また思ったより甘いので、ワインの味が打ち消されている気もします。

タルトレットの単価が高く見積もって400円だとしても、ワインは一杯800円です。高級なワインバーは別として、一般的なレストランなら結構良い方の価格帯だと思います。セットで500円ならまだ納得出来るかもしれませんが・・・。この値段ではとても2杯飲む気もしませんし、またリピートするかと聞かれれば難しいところです。

中途半端な取り扱いと、フード=おつまみが改善されれば。

スターバックスイブニングアメリカ Starbucks evening USA
前から100回位同じ事を言っているのでもうやめたいと思いますが、アメリカのスターバックスイブニングは店内からして全然違うなと思った事があります。大人達が本気で息抜きするシックな空間とでも言いましょうか、場の空気が完成していました。

日本のイブニングは、私以外の人はコーヒーを飲んで、人によっては仕事をして、勉強して・・・全く落ち着きません。しかもそんな空間で私だけワインを片手にしているのは、自分でもこいつウザいなぁと思うところがあります笑。

あとはフードが全く無いのも弱点ではないかと思います。前の記事でもフードが弱点だと指摘しましたが、見事にそれが継承されています。調理設備まで置けないのでしょうが、マカロニ&チーズ(米国冷凍食品の定番中の定番)やタルトレットでお酒をチビチビやるのは、よっぽど酒好きでないと厳しい気がします。

ターゲットが女性との事で私の感性とは異なる部分があるかもしれませんが、もっと夜スタバは夜スタバらしく本気でON/OFFを切り替えても良いのでは?というのが最終的な感想です。

男性にとっても、意外と気軽に落ち着いて入れる場所は多くないので、是非そう言った場を作って欲しいなと思います。

ACCESS:スターバックスコーヒー丸の内新東京ビル店






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